「今日は確定申告の準備ちょろっとするだけで何もしないぞ」
と思ってたら本当にベッドから出られなかった。
そして確定申告を放り出してブログを書いている。
ゲーム実況が好きで、友人のおすすめを思い出して見たのがこのゲーム。
短いノベルゲームだが、中盤からぐずぐずと泣いてしまった。
繰り返すレトロな音楽がストーリーがすすむごとに効果的に胸に迫った。
中途半端な時間にごはんを食べて、経緯は忘れたけどその後観始めたのがこちら。
説明不要の名作・・なのですが、実は原作も映画も観ていなかった。
ひねくれゆえに名作に手を付けないこと、ありますよね・・
ちょうど小川作品を読んでいたので、それで思い出したんだと思う。
冒頭3分で泣いてたし、その後も物語の半分は泣いていた。
コンパクトで淡々としているからこそ、役者さんの演技の機微にグッとくる。
主役となる3人はもちろんのこと、浅丘ルリ子さんの内側から滲ませた感情がとてもよかった・・
そして余韻のままに依然読んだ本を再読。
この本の対談のきっかけが「博士の愛した数式」であり、私は先に原作も読まずに読んでしまった一冊。
映画を観た後に内容と照らし読み返しつつ、気づけばそのまま通読していた。
すでに前の2作で涙腺が故障気味で、この本も泣きながら読んだ。
「続きは次回・・」と対談を終えた2か月後、河合先生が倒れられ次の対談は実現しなかった。
本当はその後も対談が続くはずだったページに、小川さんが長いあとがきを書かれていて、失われた生を埋めるという行為そのものがとても小川さんらしいと思った。
映画で観た博士と家政婦が河合先生と小川さんにリンクして一層沁みた。
体はほとんど動いていないが、心の汗はかいたということで良しとする。